インディゴ&ヘナ!共通する特徴や使用するときの注意点!
きしです。
前回の記事ではヘナの特徴についてお話しました。白髪染めメインに使用することが多いカラー剤ですが、天然由来ということがメリットとなる反面、デメリットなど注意点もあります。
これからヘナカラーなどの特殊なカラーをする人に向けて、こういった内容を分かりやすくお伝えします。
インディゴ(ヘナ)の特徴&注意点の解説
一般の人からすると、ヘアカラーの違いなんてものは全然わかりません。上記のような質問は決して少なくはありません。
ヘアカラー=「髪を染める」という認識がほとんどのはずです。しかし、実はさまざま種類があり、全てを簡約してヘアカラーと思い、適当に染めてしまうと思わぬ落とし穴に出くわしてしまうかもしれません。
先日のお客様であったのですが、インディゴ・ヘナカラーでの失敗例も一緒にご紹介します。
- インディゴ(ヘナ)カラーの特徴
- それぞれの注意点
- 失敗例のご紹介
インディゴ・ヘナとは?
まずはインディゴ・ヘナカラーの特徴についてお話します。
インディゴやヘナカラーの特徴を理解することでなぜ注意しなければいけないのかが分かりやすくなります。
この2つについて分かりやすくお話します。
インディゴ・ヘナについて
インディゴとヘナは、天然自然成分の葉から作られるヘアカラーです。
インディゴは南インドなどで、毛髪用インディゴが栽培され、ヘナはミソハギ科の植物、熱帯地域(インド・アジア・アフリカ)の標高の高い水はけのよい土地で育ちます。
インディゴと言えば「藍色」というイメージですが、ヘナの葉には、ローソニアという赤色(オレンジ色)の色素が含まれ、髪や爪と言ったたんぱく質でできた部位に着色することができるのです。
しかし、天然成分であるがために黒髪のメラニン色素を分解するパワーはなく、髪を明るくすることができないために、主に白髪染めに使うことをメインとされています。
- インディゴ・ヘナは天然自然成分の葉から作られる
- どちらも白髪染め用で髪を明るくすることはできない
- ヘアは暖色系
- インディゴは寒色系
「インディゴ」「ヘナ」には要注意になる理由
インディゴやヘナは要注意になるには理由があります。
とくにセルフカラーなどをする時に注意してほしいです!
とくにセルフカラーでの注意ポイントです。
- 明るくすることができない
- 色を変えることができない
- 髪色を変えたい人にはおすすめしない商材
それぞれを話します。
注意点①「明るくすることができない」
どちらにも共通していることですが、天然のパワーが強くて染めた部分の髪を明るくすることができません。
しかも解決方法がありません。
注意点②「色を変えることができない」
こちらも同じく解決方法がありません。
染まっている部分の色に合わせるしかないのです。
つまり、明るさを暗くしたり明るくしたりしたい人や、カラーチェンジさせたい人にはおすすめできないのが、ヘナやインディゴカラーなのです。
目次に戻る実際のインディゴ・ヘナの失敗例をご紹介
実際にお客様で、セルフカラーをインディゴカラーでした人がいましたので、ご紹介させていただきます。
きちんと許可を得て撮影もさせてもらいました。
- 3ヶ月前にセルフカラー
- インディゴを使用
- 今回は少し明るくしたい
今回のオーダーでは、少し明るくしたい程度だったので、普通のヘアカラー剤を処方。何も気づかずに染めてみたら、以前セルフカラーしていた所の髪に全く色が入らない…。
それがインディゴやヘナカラー。
あまりに入らないので、仕方なく最終手段でもあるブリーチカラー。
ブリーチカラーたっぷりと塗布します。しかし‥‥
新しく生えてきている健康な髪は無事に明るくすることができますが、以前セルフカラーで染めたところが染まりませんでした。
ここでようやくインディゴカラーを使用したことに気づきました。
インディゴカラー失敗例「オーロラ状態」
こちらは、事前状態を確認し、前もってこうなる事を予想し、しっかりとカウンセリングを行なっています。
一応、想定内です。もちろん残念ではありますが、ブリーチを二回しました、取れるかも‥‥なんて期待したのですが。
しかし、このオーロラ状態が取れる気配は全くありません。
これが注意したほうが良い、一番の理由なのです。対処法は一切ありません。
カットをして無くなるまで取れない
インディゴの色に合わせて、カラーをしなくてはいけなくなるのでぜひ注意しましょう。
カラーする時の剤の種類には十分に気をつけましょう。後悔します‼︎
「インディゴ」「ヘナ」と表記の剤には要注意!!
決してカラーとしていけないわけではないです。用途、目的にあった使い方をしていくことが重要になります。
さて、このオーロラ状態のまま終わらせることはできないので、元々あるインディゴカラーに合わせてヘアカラーをしていきます。
仕上がりはこちら(.*?)moveline(.*?)(.*?)当記事では、(.*?)move(.*?)(.*?)(.*?)/move(.*?)を分かりやすくお話します。(.*?)/moveline(.*?)
先ほどのオーロラが完璧に消えました!
インディゴを活用したメンズにピッタリな濃いグレーマット
深みがすごいです。カラーで綺麗になりました。
かなり濃いめに染める以外には、選択肢はありません。
色の選択肢が極端にせまくなります。
目次に戻るまとめ
いかがでしたか?インディゴやヘナカラーを自分で染める前には注意してくださいね。
とくにロングな女性は要注意です、解決する術がないので、髪の変化を楽しむことができなくなりますからね。
- インディゴ・ヘナという表記の剤には注意‼︎
- よくわからい市販のアッシュには注意‼︎
- セルフカラーする時は使い慣れたものを‼︎
ヘアカラーってかなりたくさんの種類があります。
自分の目的やこれからのライフワークに合わせたヘアカラー剤を使用するようにしましょう。
さまざまな色を楽しむ人は、普通のヘアカラー剤がおすすめです!