ヘアマスクやヘアパックの効果的な使い方!頻度やタイミング・時間についてを美容師が解説
- ヘアマスクの使い方ってある?
- どのタイミングで使うべき?
こういった疑問にお答えしていきます。
髪をキレイにするために必須ともいうべきアイテムが「ヘアマスク・ヘアパック・ヘアトリートメント」などの、週に数回使うタイプ(ウィークリーケア)のスペシャルケアアイテムです。
「ヘアマスクの使い方ってある?時間はおいた方がいいの?」こういう内容のことをよく質問されます。
そこで今回の記事では、ヘアマスク・ヘアパック・ヘアトリートメントの効果的な使い方や頻度、適量、タイミングなどについて分かりやすくお話していきます。これから髪をキレイにするためにヘアマスク使う人の参考になるはずです。
累計で50種類以上の「ヘアマスク・ヘアパック・ヘアトリートメント」を実際に使用してみて、良かったモノをまとめています。下記事では、それぞれのトピック別に分けているので、具体的な髪質や髪の悩みに合わせて選ぶことができるので、こちらもぜひ参考にしてみてください。
美容師が教える効果的な使い方!ヘアマスク・パック・トリートメントのタイミング・頻度・適量について
まずは、ヘアマスクの使い方についてお話していきます。これから使う人はぜひ参考にしてくださいね。
ヘアマスク・ヘアパック・ヘアトリートメントは基本的には、シャンプーの後に使います。
ポイントとしては、
- ヘアマスクの方法・使い方
- ヘアマスクのタイミング
- 時間はおくべき?
- 使う頻度について
こんな感じでしょうか、順にお話していきます。
1 ヘアマスクの効果的な使い方
ヘアマスクは基本的には、シャンプーの後に使います。
- 500円玉ぐらいを目安にする
- 根本の髪から毛先までしっかりと水分をきる
- 毛先から「揉み込み」ながらつける
- 手ぐしですべらしていく
- 髪をキレイにブラッシングする
- 時間をおくoしっかりとr流す
まずすべきなのは根本から毛先までしっかりと水分をしぼって、水気をきります。水分が残っているとマスクが水分と一緒に流れてしまいます。このときにブラッシングをしてあげるのも効果的です。
次に、毛先から揉み込みながらマスクをつけます。ギュッギュッと握るようにして髪の中に水分を入れ込むイメージでつけると、中もしっかりと水分補給することができます。
揉み込みの後は、髪の中間から毛先まで手ぐしですべらしてキレイにします。ダメージが気になる場合は、②と③を繰り返します。
その後にブラッシングで髪をキレイに整えます。これがかなり重要ポイントですが、ブラッシングした髪を手のひらではさみ、中間から毛先にすべらします。キューティクルを閉じながらキレイに整える感じです。
時間をおく、もしくは流しておわりです。
2 使用量や適量について
ヘアマスク・ヘアパック・ヘアトリートメントは、量が少なすぎても、多すぎてもダメです。目安となる量もまとめておくので参考にしてください。
プッシュタイプ
髪の長さ | 適正量 |
---|---|
ショート | 1〜2P |
ミディアム・ボブ | 2〜3P |
セミロング | 2.5〜3.5P |
ロング | 3〜4P |
チューブ・手ですくうタイプ
髪の長さ | 適正量 |
---|---|
ショート | 50円玉 |
ミディアム・ボブ | 100円玉 |
セミロング・ロング | 500円玉 |
3 ヘアマスクのタイミングは「シャンプーの後」
へアマスクのタイミングは、シャンプーの後です。髪を洗髪すると素の状態である「素髪」になります。
その素髪状態がベストなタイミングです。
コンディショナーやリンスのつけた後につけるの?
というのもよくありますが、使用する前にヘアマスクをつけましょう。
ダメージホールに水分を入れ込むのが、コンディショナー(リンス)とヘアマスクの目的です。
コンディショナーやリンスに比べて、補修力が何倍も高いのがヘアマスクですが、コンディショナーなどを先に髪に入れ込んでしまうと、髪がパンクしてしまいます。要はコップから水が溢れてしまう現象です。
つまり、ヘアマスクのタイミングはシャンプーの後の「素髪」にした後です。
4 「5〜10分」の時間おくのが最適
そのまま流しても効果はありますが、時間をおくことがヘアマスクの最適になります。
およそ、5〜10分ほどおくことで、髪に補修成分が浸透するので髪がやわらかくなってくる
- 温かいホットタオルでターバン
- 湯船に浸かって蒸気でスチーム
忙しい方は、上手く時間を管理して休日の日にしましょう。
5 ヘアマスクの頻度は髪の状態によって変える
- カラー・パーマを1〜2回は週に2回
- カラー・パーマを2回以上は週に2〜3回
- ブリーチ毛は各日に一度
みたいな感じが最適だと考えています。
あまり頻度が高すぎると、上記でお話したように髪から水分が溢れてしまうだけなので、やりすぎには注意しましょう。髪質によってはベタつく可能性もあります。
6 ヘアマスクは毎日使っても問題なし
髪のダメージや、くせ毛の広がりが気になるようであれば、毎日つかっても問題はありません。
リンスやトリートメントとして、区分するから少しややこしいのですが、ヘアマスクやヘアパックも毎日つかっても大丈夫です。
むしろ、髪の状態によっては毎日使った方が効果的ともあります。
つまり、自分の髪質との相性に合わせて、毎日使っても問題ありません。
実際に毎日使ってみましたが、仕上がりには全く影響はなく、むしろ調子はかなり良かったです。ですが、やはりコスト的には結構上がるため、お好みで使いましょう。
価格的には通常のヘアトリートメントと同じ価格ですが容量が半分以下になるので、結構お高いトリートメントにはなります。ダメージが気になる・パサパサが気になる、そんなときにおすすめの使い方かもしれません。
ヘアマスク・パック・トリートメントの使い方の注意点
次に、ヘアマスクの注意点についてお話していきます。そんなヘアマスクにも気をつけるべき例を挙げておきます。
上記のことだけだと、良いアイテムだけのように感じますが、使い方によっては諸刃の剣になることはあります。
使い方1つでは、「髪がベタついてしまった」「ボリュームがぺたんとなった」というようなことにもなりかねません。
- 使いすぎに注意
- 頭皮にはつけない
順にお話していきます。
ヘアマスクの量の使いすぎに注意
へアマスクの量には気をつけましょう。髪の長さや毛量によって多少の量は違いますが、大体は100円玉〜500円玉ぐらいです。
人によっては、ダメージ度合いで量を調節しようとする方がいらっしゃいますが、ダメージで調節しても意味はありません。ヘアマスクは補修成分が高いから、ヘアマスクを多くつけようとする人がいますが、それでダメージが変わることはありません。
量はダメージ度合いで変えるのではなく、髪の長さや量によって変えるようにしましょう。
ヘアマスクは頭皮にはつけない
髪がダメージとなる部分は髪の中間〜毛先です。
根本付近からダメージヘアの人は少ないです。そのためつけるのは中間〜毛先がメインになります。
頭皮付近につけてしまうと、補修成分の高いヘアマスクが、ボリュームを水分の重さでぺたんとしてしまい、ヘアスタイルを壊してしまう可能性もあるので注意しましょう。
ヘアマスクやヘアパックの使い方に関するQ&A
あとがき
へアマスクについて分かりやすくお話してみました。女性にとって、ヘアマスクはとても大事なアイテムになるのでぜひ使う前に参考くださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。ご質問やご感想は、以下までお寄せください。