ヘアオイルのせいで髪が乾かない?アウトバスをつけて髪が乾きにくい原因と正しいやり方
トリートメントといっても髪質によっては、デメリットになることもあります、それがトリートメントが原因で髪が乾きにくいということです。
洗い流さないトリートメントの利便性と効果の高さから使用している女性はとても多いし、ぼく自身もとてもおすすめしているアイテムの一つですが、
洗い流さないトリートメントをつけたら髪が乾きにくくなった…
こういう悩みもいただいたので、解決する意味でも分かりやすくお話します。
当記事では、洗い流さないトリートメントをつけることによって「なぜ髪が乾きにくくなるのか?」その原因と改善方法について分かりやすくお話していきます。
- 洗い流さないトリートメントを使用して乾きにくくなる原因
- 乾きにくい時の対策
なお、ヘアオイルの使い方については下の記事にまとめているので、合わせて参考にしてください。
ヘアオイルをつけたら乾きにくくなる?
洗い流さないトリートメントをつけることにより、髪が乾きにくくなる原因についてお話します。
実は、原因は1つではなくていくつかあります。
洗い流さないトリートメントをつけることによって乾かない理由はいくつか存在します。
- 洗い流さないトリートメントをつけすぎている
- 洗い流さないトリートメントが合っていない
- 髪が傷みすぎている(ハイダメージ毛)
それぞれを具体的にお話します。
トリートメントをつけすぎている?
洗い流さないトリートメントの特徴とは、どこでもいつでも好きなタイミングで使用できることにあります。そのために使いやすさと手軽さ、何よりも効果を実感しやすさが人気の要因でもあります。
しかし、そのために間違った使い方をすることによって逆効果になってしまうこともあります。適切なタイミングと使い方、自分にあった方法を実践しましょう。
つけすぎないように注意しましょう。
洗い流さないトリートメントが合っていない?
髪質と10人いれば10通りの髪質があるように、ある程度髪質にあわせた洗い流さないトリートメントの種類というものがあります。
もちろん、髪質に合ったものを使うことでより効果的に髪をキレイにすることが目的になっていますが、用途を間違えるとこちらも逆効果になることがあります。 ダメージの状態で洗い流さないトリートメントを選ばないようにするのがコツです。
「髪のダメージが気になるから、できるだけしっとりさせるようにクリームタイプに…」という風にダメージ度合いで選ぶのではなくて、髪質で選ぶように注意しましょう。
髪が傷みすぎている
髪が傷むことによって、本来もっている髪の「吸水性」というものが高くなります。
髪には元々30%〜5%ほど水分量が変動しています。
例えば、お風呂上がりの1番水分量の多いとき(濡れている状態の時)は約30%前後あり、髪を乾かしてブローしたあとの髪は水分量は5%前後となります。 そんな水分量は、髪がヘアカラーやパーマによる高いダメージを負っている場合、髪の吸水率がさらに高くなります。そのためダメージの高い髪は、とても乾きにくい状態になってしまいます。
そこへ、髪が傷んでしまったからといってトリートメントを大量につけてしまうと、さらに乾きにくくなってしまうということなのです。
乾きにくくなる対策
上記では髪の吸水性についてふれましたが、実は髪には2種類の性質があります。
- 吸水毛
- 撥水毛(はっすい)
水分を吸水しやすいのが「吸水毛」、水分を吸水しにくいのが「撥水毛」となっています。
さらに、髪が「細い」や「太い」という事も乾きにくい原因にもなるケースも。
髪が吸水毛だと乾きにくくなり、撥水毛だと乾きにやすいなど、自分がどちらになるのかを理解するのも大切です。
ダメージ度合いで保湿力の高いものを選ばない
とくに注意してほしいのことなのですが「ダメージが高いから」、といって保湿力の高いものを選ぶと、乾きにくくなる原因になります。
よくありがちなのですが、ダメージが気になるからしっとりするものを選ぶ。
なんてことを聞いたりしますが、それは大きな間違いであり、ダメージの度合いでトリートメントの質感を選ぶと失敗する確率が高いです。
ダメージで選ぶよりも、髪質で選ぶことを優先しないと逆効果になってしまいます。
洗い流さないトリートメントは、ダメージ度合いで選ぶのではなくて、髪質に合わせて選ぶようにしましょう。
乾きにくい人に実践してほしい使い方
「髪をキレイにしたい」そんな思いで髪に使ってみたはずが思った通りにはならなかった人も、少しやり方を変えるだけで、洗い流さないトリートメントを効果的に使うことができます。
- しっかりとタオルドライをする
- とくに毛先はポンポンと優しく
- 優しくブラッシングをする
- 目安はギュッと握っても水分が出ないぐらいまで
「え…たったそれだけ?」
って思うかもしれませんが、実はこれがとても重要なのです。
乾かす前提になるので、お風呂上がりになります。
まずは、しっかりとタオルドライをしましょう。毛先の水分がたれないようになるくらいに、タオルドライしてあげるのが目安です。
髪を触っても水分が残っていないぐらいまで、しっかりとタオルドライをしましょう
摩擦で髪が傷まないように優しくしましょう。
乾きにくくなっている髪を、できるだけ水分をタオルで吸水すことが重要となります。
とくに、洗い流さないトリートメントをつけた後、乾かす前に必要になるのがブラッシングです。
髪に洗い流さないトリートメントを、つけた後にブラッシングをしてあげることによって、髪のキューティクルがより一層にキレイになり、トリートメントが浸透してくれます。
ブラッシングによって、キューティクルが閉じてくれるのでダメージ保護になるので、ブラッシングは忘れずにしましょう。
余計な水分をブラッシングで、取り除いてくれます。
- トリートメントは髪質で選ぶ
- ダメージが気になるからしっとりを選ばない
- タオルドライはしっかり(でも優しく)
- クシで髪をキレイにするを習慣にする
意外に簡単なことばかりだとおもいませんか?
実はこんなことでもできていない人はたくさんいます、まずは初歩的なことから見直しましょう。
まとめ
乾きにくくなるのはさまざまな原因がありますが、まずはお使いのトリートメントを確認してみましょう。
洗い流さないトリートメントは決して悪いものではなくて、自分の髪質との相性が重要になるんです。
- ダメージ度合いでは選ばない
- 髪質で選ぶ
- お風呂上がりはタオルドライ
- 優しくコーミング
髪をキレイにするためにはまず原因を探り、それに合わせて改善策を施すと髪はどんどんキレイになっていきます。洗い流さないトリートメントには、さまざまな種類があって髪質などに合わせて選択する必要があります。
もし、洗い流さないトリートメントを探しているのならばご参考にしてくださいね。
使いこなすことで髪がキレイになるだけでなく、これからの予防にもなるのでぜひとも使いこなせるように頑張ってみて下さい。