ボタニスト ヘアオイルをレビュー!美容師が口コミ評価&成分解析の効果をレビュー検証
- 快適な使用感
- 保湿性は高い
- 補修力も高い
- 香りが良い
- 価格は高い
- 使い勝手は微妙
今回紹介する「ボタニスト ボタニカルヘアオイル リッチモイスト」は植物由来の5種の「ボタニカルシードオイル」を配合してケアをするヘアオイルです。
大人気のボタニストブランドのヘアオイル。植物由来の成分で髪の毛を保湿、補修してくれるという商品です。しっとりしたい方向けのリッチモイストの他に、軽さのあるスムース、よりダメージケアにスポットをあてたダメージケアと種類も豊富。
なお、ボタニストのシャンプーの全種類の特徴や比較を下の記事にまとめているので、合わせてご参考ください。
BOTANIST ボタニカルヘアオイル リッチモイストの基本的な特徴と効果
BOTANIST ボタニカルヘアオイルのスペック
ブランド名 | BOTANIST |
製品名 | ボタニカルヘアオイル リッチモイス |
商品区分 | 洗い流さないトリートメント(アウトバス) |
容量 | 80ml |
主な保湿成分 | アルガニアスピノサ核油、ツバキ種子油、ホホバ種子油、ヒマワリ種子油、サルビアヒスパニカ種子油、アボカド油、ヤシ油 |
香り | ベリー |
メーカー | BOTANIST |
今回の記事では、洗い流さないトリートメント「ボタニスト ボタニカルヘアオイル リッチモイスト」タイプを使用していきます。
一言でいうと
植物由来の成分で髪の毛を保湿するヘアオイル
- 15種類のボタニカルシードオイル配合
- 髪表面に潤いと滑らかさを付与
- 使用感に合わせた3種類のリッチモイスト成分を配合
- アプリコット&ローズの香り
保湿力の高い植物由来成分で髪のツヤ感とまとまりがアップするヘアオイル
ボタニストシリーズは、こだわりの植物由来成分配合で、乾燥とパサつきが気になる髪にうるおいを与え、軽やかな質感でしっとりまとまる髪へ仕上げます。
実際に購入してみました
ボタニストヘアオイルのデザイン | コンパクトでシンプルパッケージ
ヘアオイルのサイズは80mlでコンパクトで使いやすい印象があります。プッシュ式になっているため、普通に使いやすく、使用感には全く問題なさそうな感じ。ボタニストのシャンプーと同じようにシンプルなクリアボトルにパッケージ。
BOTANIST ボタニカルヘアオイルの成分 | バランスも良く、保湿&補修成分多め
全成分を表示する
トリートメント成分
シクロペンタシロキサン、イソノナン酸イソノニル、イソドデカン、ジメチコノール、ジメチコン、アルガニアスピノサ核油、ツバキ種子油、ホホバ種子油、ヒマワリ種子油、サルビアヒスパニカ種子油、アボカド油、ヤシ油、アンズ核油、センチフォリアバラ花油、シア脂、コメ胚芽油、メドウフォーム-δ-ラクトン、アミノプロピルジメチコン、トコフェロール、香料
次に成分を見ていくと、成分数は少なく、その一つ一つの配合量の多さに期待できます。
アルガニアスピノサ核油、ツバキ種子油、ホホバ種子油、ヒマワリ種子油、サルビアヒスパニカ種子油、アボカド油、ヤシ油、アンズ核油、センチフォリアバラ花油、シア脂、植物由来のボタニカル成分がたっぷり構成されていて、かなり品質は高めです。それぞれの素材の品質は高く、ボタニカル成分としては一級品だと感じます。
ただ、一番はじめに来ている「シクロペンタシロキサン」はシリコン剤の一種。その後にもある「ジメチコノール」「ジメチコン」もシリコン剤なので、シリコン剤が多い印象。
その間の「イソノナン酸イソノニル、イソドデカン」はシリコン剤の溶剤として配合されているので、ベースはシリコン剤。ということになります。シリコン剤も悪い効果ばかりではないですし、手触りは確実に良くなる即効性があるのですが、ボタニストというネーミングで売り出す商品として考えると、少し残念な成分構成です。
「アルガニアスピノサ核油」アルガンオイルは美容に適した成分で、保湿効果だけでなく、エイズング効果もあり、少し高価という特徴もある成分。それが結構上位に記載してあるのはこの商品の良いポイント。
ヘアオイルとしてはシンプルな作り。ボタニカルの成分一つ一つは品質が良く、毛髪にも良い効果が期待できます。
ということで、実際に使っていきます。
目次に戻るBOTANIST ボタニカルヘアオイルを実際に使用して効果を検証レビュー
洗い流さないトリートメントの香りやテクスチュアについて
実際にトリートメントを出してみると、ハーブ系のボタニカル独特の香りがします。
ヘアオイルの香りは「アプリコットとローズ」で少し甘めの香り。
少し強すぎる気もしなくもないですが、好きな人は好きな感じです。
で、本題でもある使用感ですが、水分感を感じることができます。
濃厚さもあり、使い心地も良さそう。
実際の使用感
ベタつきも多く、テカっと油分性も高い感じ。
オイル系特有のベタつきでの使用感の悪さはあまりなさそうで、使用量さえ間違えなければ問題ない感じ。
しっかりつけていくことで手へのベタつきもなくなるので、思っていたよりも使いやすい印象を受けます。
総合まとめ
- バランスの良いアイテム
- 使いやすい
- 物足りなさもある
- 個人的には香りが強い
BOTANIST ボタニカルヘアオイルの解析|市販品の中ではおすすめのヘアオイル
実際に使ってみると、バランスは良く、使いやすい洗い流さないトリートメントであることが分かります。
手触りは確実に良くしてくれるアイテムですが、シリコン剤特有のテカテカ感があり、その後のシャンプーもしっかり目にする必要があります。
使用量に注意が必要で、使いすぎると少しベタつきがでることも。ただ乾燥が気になる方や、髪の毛をコーティングして湿気や外気から守ってくれたりする効果は期待できるので、ニーズに合わせての使用がおすすめです。
最近では、洗い流さないトリートメントというわけでなく「ヘアオイル」や「ヘアミルク」などのスタイリング剤的なポジションのアイテムが増えてきていて、残念に感じることがありましたが、BOTANISTは微量ながらもヘアケア効果や保湿効果もあるので、使いやすいアイテムです。
個人的には、使いやすく良い洗い流さないトリートメントなのでおすすめこそできるものの、もっと良いものはあるという結論になります。
とはいえ、コスパは良いとは言えず、わずか80mlサイズで1500円以上もするので1ml当たりは18円以上するので、もはやサロン専売品並のコスパです。
その辺りも考えると、少し物足りなさを感じなくもありません。この価格帯なら、もっと保水性や補修力があっても良いのかなというのが結論です。
目次に戻るBOTANISTのアウトバストリートメントシリーズはどれがおすすめ?
よくある質問に「BOTANISTのアウトバスはどれを使うべき?」っていうのがあります。や
個人的にはオイルが一番おすすめ。とくに水分の濃厚さが半端ないからです。
とはいえ、闇雲にオイルを選べばいいのか、というとそういうわけでもなく、とくに一番効果が高いのがオイルで、初めて使う人にはヘアウォーター(ミスト)がおすすめということです。
その間にあるのがヘアミルクというわけです。
質感の調整は量によってコントロールすれば失敗は少なくなります。
例えば、少なめ(半プッシュ程)を足していき、自分の好みに調整していきます。あまり付けすぎるとベタつく恐れもあるので注意が必要です。
BOTANISTのヘアオイルではどれがいい?
- ボタニスト ボタニカルヘアオイル モイスト
- ボタニスト ボタニカルヘアオイル スムース
- ボタニスト ボタニカルヘアオイル ダメージケア
名前の通り、「リッチモイスト」「スムース」「ダメージケア」と目的に合わせて使いわけするところですが、ダメージケアがリッチモイストとスムースよりも成分の数が多くなっています。とはいえ使用感的にはそれほどの違いはなかったです。
ボタニスト ボタニカルヘアオイル スムース
ボタニスト ボタニカルヘアオイル ダメージケア
商品名 | 商品イメージ | 保湿力 | 補修力 | 使用感 | 仕上り |
---|---|---|---|---|---|
スムース | |||||
ダメージケア | |||||
モイスト | |||||
ルマルチオイル |
ボタニストヘアオイルの香り・匂い
ボタニストヘアオイルの香りは、3種類に分かれています。
タイプ | 香り |
---|---|
スムース | ペアーとジャスミン |
ダメージケア | アイリスとベリー |
モイスト | アプリコットとローズ |
基本的には、モイストがおすすめではありますが、ベタつきやすい人(猫っ毛や細毛)はスムースなんかでもいいです。モイストでも量を調節すれば、問題なんく使えますので、それほど大きな差があるわけではありません。モイストの方がダメージケアよりもしっとり、スムースとの中間ポジションという感じでした。
モイストが一番王道っぽい感じフローラルで、スムースはやや爽やか、ダメージケアは個性的な印象でしょうか。モイストが一番好きでしたが、どれも良い感じです。ちなみにヘアミルクもタイプ毎に同じ香りになっています。
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BOTANIST ボタニカルヘアオイル の使い方で注意すべきポイント
ボタニストを使う上でのポイントもいくつかあります。
- できるだけタオルで水分をとる
- 荒い目のくしで優しくとかす
- もう一度、タオルでぱんぱんと優しく水分をとる
- トリートメントを1〜2P、手に取る
- 毛先から、キュッキュッっと握るようにしてつける
- 中間、根本付近と全体につける
- 手のひらで髪をはさみ、すべらすようにして整えながらつける
- 最後に、くしで全体をときながら、馴染ませる
文章にすると、長いかもですが、慣れると超簡単にできます。
洗い流さないトリートメントでは、普通に使ったとしてもキレイにはなりますが、適切な使い方をすることで、より効果を、むしろ最大限に発揮することができます。
トリートメントは、量が少なすぎても、多すぎてもダメです。目安となる量もまとめておくので参考にしてください。
オイルの最適な使用量
髪の長さ | 適正量 |
---|---|
ショート | 1〜2P |
ミディアム・ボブ | 2〜3P |
セミロング | 2.5〜3.5P |
ロング | 3〜4P |
足りない場合は追加で、つけてあげるのも効果的です。
目次に戻るBOTANIST ROOTH ボタニカルマルチオイルもレビュー|基本的な特徴と効果
BOTANIST ROOTH マルチオイルのスペック
ブランド名 | BOTANIST |
製品名 | ルース ボタニカルマルチオイル |
商品区分 | 洗い流さないトリートメント |
容量 | 60ml |
主な成分 | コメヌカ油、スクワラン、ウコン根エキス、チョウジつぼみ油 |
香り | ミュゲとピンクペッパー |
メーカー | I-ne |
今回の記事では、実際に「BOTANIST ROOTH ボタニカルマルチオイル」を使ってレビューします。
シャンプー前の汚れを浮かしたり、アウトバスはもちろん、スタイリング剤としても使うことができるまさにすべて一本に凝縮されたようなアイテムです。
BOTANIST ROOTH マルチオイルの解析&評価|便利+最強のマルチオイル!一品は置いておきたい
実際に使ってみましたが、髪にも身体にも使える便利なヘアオイルでした。
まずは、防腐剤・シリコーン成分・パラベン・アルコール・合成着色料・鉱物油のすべてがフリーで、自然由来の成分のみ配合という特徴だけでも素晴らしいのに、実際に髪への保湿効果も高く、アウトバスはもちろんスタイリングとしても使える、まさに最強のヘアオイルでした。
美容師としてさまざまなアイテムを使ってきましたが、この価格帯で、このクオリティは驚愕。
防腐剤やアルコールがない分、使用期限などはかなり短いものになっているので、数ヶ月では使い切らないといけないのがネックではありますが、それ以上の価値があると思いました。
頭皮のクレンジングに使うには慣れが必要ではあるし、効果を感じづらいものではありましたが、アウトバス・スタイリング目的に使うだけでも使う価値ありのアイテムです。
くせ毛はもちろん、アホ毛やパサパサした髪の抑制にも効果的なので、気になるなら試す価値があるヘアオイルです。
BOTANIST ボタニカルヘアオイル リッチモイストのレビューまとめ
この記事では、「ボタニスト ボタニカルヘアオイル リッチモイスト」について書きました。
BOTANIST ボタニカルヘアオイルのスペック
ブランド名 | BOTANIST |
製品名 | ボタニカルヘアオイル リッチモイス |
商品区分 | 洗い流さないトリートメント(アウトバス) |
容量 | 80ml |
主な保湿成分 | アルガニアスピノサ核油、ツバキ種子油、ホホバ種子油、ヒマワリ種子油、サルビアヒスパニカ種子油、アボカド油、ヤシ油 |
香り | ベリー |
メーカー | BOTANIST |
実際に、ボタニストの洗い流さないトリートメントを使ってみましたが、市販品にしてはレベルの高いアイテムです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。ご質問やご感想は、以下までお寄せください。